イベント
ワークショップ:「ぺたぺたもにょもにょ」
2024年9月15日(日)13:00-15:00
南方熊楠記念館 新館ロビー
〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町3601-1
定員20名
参加費無料
対象※幼児からご参加いただけます!
申込
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紀南アートウィーク実行委員会は、9月20日から粘菌をテーマに紀南アートウィーク2024「いごくたまる、またいごく」展を開催します。
本展開催に先立ち、南方熊楠記念館と連携させて頂き、粘菌ワークショップ「ぺたぺたもにょもにょ」を実施致します。
本ワークショップでは、南方熊楠、粘菌研究者の唐澤太輔先生にご登場頂き、樹脂粘土を使って南方熊楠記念館エントランスの大きなガラス窓に粘菌の脈動を表現します。
自分の手指の感覚と粘菌(変形体)の動きを重ね合わせながら、ひたすらカラフルな粘土を捏ね、貼り、つなげていきます。ルールは「粘菌的であること」のみ。
ときどき顕微鏡で実物を観察しながら、また離れて見たり、裏側(外側)から見たりしながら、最終的にみんなで一つの形を作っていきます。このワークショップに特別な「技術」は必要ありません。
重要なポイントは、動物、植物、菌類の枠にとらわれないということと、誰にも何にも似ていない色と形を作り、みんなでつなげていくということです。うねうねをつなげ、重ね合わせながら大きな粘菌を表現しましょう。
【概 要】
主 催:南方熊楠記念館
共 催:紀南アートウィーク実行委員会
開催日:9月15日(日)
講 師:唐澤 太輔 氏(秋田公立美術大学)
時 間:午後1時~午後3時
場 所:南方熊楠記念館 新館ロビー
参加費:無料 (入館料が必要)
定 員:20名 ※要予約 ※幼児から参加できます。
予 約:お申込みはこちらから(Googleフォーム)
※お電話(南方熊楠記念館 0739-42-2872)でのお申込みも可。
講師:唐澤太輔(からさわ たいすけ)
1978年、兵庫県神戸市生まれ。
2002年3月、慶応義塾大学文学部卒業。2012年7月、早稲田大学大学院社会科学研究科 博士後期課程修了(博士〔学術〕)。第1回南方熊楠研究奨励事業助成研究者。
日本学術振興会特別研究員(DC-2〔哲学・倫理学〕)、早稲田大学社会科学総合学術院 助手、助教などを経て、現在、秋田公立美術大学美術学部アーツ&ルーツ専攻ならびに大学院複合芸術研究科准教授。
専門は、哲学、文化人類学。特に、人類が築き上げてきた民俗・宗教・文化の根源的な「在り方」の探求を、知の巨人・南方熊楠(1867~1941年)の思想を通じて行っている。近年は、熊楠とアート的思考の比較考察、及び華厳思想の現代的可能性についても研究を進めている。
2019年、第13回湯浅泰雄著作賞受賞。