ホー・ツーニェン

ホー・ツーニェン

ホー・ツー・ニェンの作品–フィルム、インスタレーション、パフォーマンス−はしばしば歴史的・理論的なテキストとの関わりからはじまります。 近年の作品には、現在進行中のメタ・プロジェクトである「The Critical Dictionary of Southeast Asia」の下、トラ人間(Weretiger)(One or Several Tigers, 2017)や三人のエージェント(Triple Agent)(The Nameless, 2015)などのメタモルフィックな人物が登場します。

ツーニェンの作品の特徴の一つに、研究者、プログラマー、デザイナー、ミュージシャンなどとのコラボレーションがあります。過去には、Black to Comm、Vindicatrix、Aki Onda、Oren Ambarchiなどのミュージシャンともコラボレーションを行いました。

ツーニェンの個展は、山口情報芸術センター[YCAM](2021年)、Edith-Russ-Haus for Media Art(オルデンブルク、2019年)、Kunstverein in Hamburg(2018年)、Ming Contemporary Art Museum[McaM](上海、2018年)、Asia Art Archive(2017年)、Guggenheim Bilbao(2015年)、森美術館、(2012年)、The Substation(シンガポール、2003年)などで世界各地で開催されています。 第54回ヴェネチア・ビエンナーレ(2011年)では、シンガポール館の代表も務めました。

  • 《ボヘミアン・ラプソディ・プロジェクト》(2006年)

    《ボヘミアン・ラプソディ・プロジェクト》(2006年)

    歴史や思想の豊かな文脈から、時に演劇的手法を取り入れた作品を制作するホー・ツーニェン。本作は、現在はナショナル・ギャラリー・シンガポールとなった旧最高裁判所を舞台に、クィーンの名曲にのせて出演者オーディションの記録をつなげ作品化しています。裁判官と容疑者の演者に多民族国家にして、長く英国の植民地であった同国の成り立ちを垣間見ることができます。

    川久ミュージアム

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    川久ミュージアム

    日本が誇る「夢の城」であるホテル川久は、創業者、オーナー、建築に携わった職人たちの夢と情熱が詰まった奇跡的な建物です。まさに狂気ともいえる熱量で、南紀白浜に非日常の異界を作り上げました。ギネス公認された金箔天井や豪華ワインセラーから柱、椅子、シャンデリアといった什器に至るまで、全てが唯一無二の一級品で揃えられています。2020年7月からは、ホテル内に、川久ミュージアムが開館、ダリ、シャガールや横山大観といった古今東西の巨匠たちによる作品を鑑賞することもできます。