志村 信裕

志村 信裕

1982年東京都生まれ。​​2007年武蔵野美術大学大学院映像コース修了。
秋吉台国際芸術村でのレジデンスをきっかけに2013年から2015年まで山口市を拠点にする。2016年から2018年まで文化庁新進芸術家海外研修制度により、フランス国立東洋言語文化大学 (INALCO) の客員研究員としてパリに滞在。身近な日用品や風景を題材にした映像インスタレーション作品から、近年では各地でのフィールドワークを元に、ドキュメンタリーの手法を取り入れた映像作品を制作。ローカルな視点から、可視化され難い社会問題や歴史に焦点をあてるプロジェクトを手がける。
現在、千葉県を拠点に活動。
https://www.nshimu.com/
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  • 《jewel》(2009年)

    《jewel》(2009年)

    志村信裕は、日用品などに映像を映し出す独自のインスタレーションによって、心の奥底に潜むノスタルジックな感情を呼び覚まします。また、早くから美術館のようなホワイト・キューブから脱し、屋外で数多くの作品を投影してきました。本作は色とりどりのボタンが、タイトルの示す通り輝きながら頭上に落下してくることで、見慣れた風景を特別な場所へと一変させます。

    真珠ビル

    真珠ビルは、JR白浜駅前に残る商業施設です。かつては新婚旅行や観光客、地域の人々で賑わい、白浜で採取された特産の真珠製品が人気を博していました。当時の面影を僅かに残すビルは、近い将来、新世代のオーナーによって新しく生まれ変わる予定です。往年の賑わいを蘇えらせることが期待されています。

  • 《Pool》2009年

    《Pool》2009年

    水面に浮かんでは消える泡たちは、まるで朧げな記憶のようです。一方で動詞としての”pool”は、集める、貯えるといったイメージと相反するような意味を有しています。光が紡ぎ出す幻像は、私たちに様々な記憶を蘇らせると共に、それらの堆積が刻む時間の確かさを思いおこさせます。

    田辺駅前商店街

    G
    田辺駅前商店街

    田辺駅前商店街は、源平合戦の命運を分けた世界遺産・鬪雞神社や熊野古道へと向かう宿場町である田辺市街地の玄関口として、地域内外の人々に愛されながら発展してきました。昨年の景観整備事業によって電柱がなくなり、アーケードはシェード(小型の屋根)に変身。そのイメージを、一新させました。夜間は間接照明を活かした光の演出で、私たちの眼を楽しませてくれます。

    • G-3
      展示場所 / 紀州心茶跡
      《Pool》2009年 志村 信裕