ミン・ウォン

ミン・ウォン

1971年、シンガポール生まれ
ヴィデオ、インスタレーション、パフォーマンスの手法を用いて、ワールドシネマと大衆文化を語り直し、映画言語、社会構造、アイデンティティ、内省といった幾つもの層を重ね上げていく。近年の展覧会に、アジア・アート・ビエンナーレ(台中、2019年)、釜山ビエンナーレ(韓国、2018年)、ダカール・ビエンナーレ(セネガル、2018年)、ダッカ・アート・サミット(バングラデシュ、2018年)、SAVVY コンテンポラリー(ベルリン、2018年)がある。主な個展に、UCCAユーレンス現代美術センター(北京、2015年)、資生堂ギャラリー(東京、2013年)、REDCAT(ロサンジェルス、2012年)、原美術館(東京、2011年)など。また、シドニー・ビエンナーレ(2016年、2010年)、アジア太平洋トリエンナーレ(2015年)、上海ビエンナーレ(2014年)、リヨン・ビエンナーレ(2013年)、リバプール・ビエンナーレ(2012年)、光州ビエンナーレ(2010年)、パフォルマ11(ニューヨーク、2010年)などに参加。2009年には第53回ヴェネチア・ビエンナーレのシンガポール館代表に選出され、個展「ライフ・オブ・イミテーション」にて審査員特別表彰を受賞。

  • 《偽娘恥辱㊙部屋》(2019年)

    《偽娘恥辱㊙部屋》(2019年)

    古今東西の名作映画を再演することで、言語やナショナリティの問題を鋭く追究するミン・ウォン。若き日の神代辰巳らが監督を務めた1970年代成人向け映画をモチーフとする本作は、インターネット上に拡散される偽娘(ウェイニアン)や男の娘(おとこのこ)と、テクノロジーの発達により駆逐された大衆文化を架橋します。また、男性中心の視線を侵犯・逸脱することで、多様な価値観を提示しているともいえます。

    ※性的表現を含む作品となるため、入場に際して事前の同意が必要です。また、18歳未満の方には鑑賞をご遠慮いただいています。

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    真珠ビル

    真珠ビルは、JR白浜駅前に残る商業施設です。かつては新婚旅行や観光客、地域の人々で賑わい、白浜で採取された特産の真珠製品が人気を博していました。当時の面影を僅かに残すビルは、近い将来、新世代のオーナーによって新しく生まれ変わる予定です。往年の賑わいを蘇えらせることが期待されています。