イベント

みかんダイアローグ Vol.1

農業 × アートコレクティヴ – 糸島芸農の事例から学ぶ –

2022年4月8日(金)19時〜20時半

オンライン

参加費無料

【みかんダイアローグ 第一弾!】

紀南アートウィークは、2022年のプロジェクトとして『みかんコレクティヴ』を実施するにあたり、農業、アート、文化等に関する各地の先行実践から学んでいく場「みかんダイアローグ」を行います。

第一弾となる今回は、福岡県糸島地区の事例を題材に、「糸島芸農」実行委員長・松崎宏史氏、アート・アクティビズム研究家・江上賢一郎氏をお招きして、対談を行います。

地方都市での開催、行政に頼らない運営、アジアのアーティスト達との接点、土地性に根差したテーマ設定など、紀南アートウィークと多くの共通項を感じられる先駆者、糸島芸農・実行委員長の松崎宏史氏から糸島芸農のこれまで経緯、現在、そして、未来について、お話を伺います。

また、近年、芸術と社会が交差する領域でさまざまな表現、実践が生まれており、「芸術と農業」という領域もその一つです。
その文脈の中で「アートの社会的転回」、「コミュニティ的転回」という言葉が注目されていますが、社会に眠っている想像力を発掘する機能としての「アート」、それを集団で行うことの意味、意義等について、江上さんに解説を頂きます。

<開催概要>
日時 : 2022年4月8日(金)19時〜20時半
参加方法 : オンライン(ZOOM)
参加費 : 無料

<ゲストスピーカー:「糸島芸農」実行委員長 松崎 宏史氏>

<ゲストスピーカー:アート・アクティビズム研究 江上 賢一郎氏>

1980年福岡県生まれ。ロンドン大学ゴールドスミス校 文化人類学修士課程修了。
2010年代におけるアジアのアート・アクティビズム、自主管理空間を中心にリサーチを行っている。執筆・ドローイング・写真制作のほか、福岡市内のアートスペース「art space tetra」運営メンバーとして各種の文化企画を手掛けている。

<スピーカー:「紀南アートウィーク」実行委員長 藪本 雄登>

1988年生まれ、和歌山県紀南地域出身。十数年に渡り、カンボジア、ラオス等に居住し、各地のアートコレクティブ等への助成や展示会の支援を行っている。現在、アジア地域の神話、伝説、寓話や民俗等に関心を持ち、人類学と現代アートについて研究を行っている。主な展覧会として、「紀南アートウィーク2021」、「水の越境者(ゾーミ)たち-メコン地域の現代アート-」展(大阪)等がある。

<聞き手:「紀南アートウィーク」事務局長 下田 学>

1980年生まれ、兵庫県西宮市出身。4年前に和歌山県紀南地域に移住し、地域の多様なヒト・モノ・コトを繋ぎながら様々なプロジェクトを行っている。
紀南アートウィークでは事務局長として、企画から運営までの全般に携わり、アカデミックな嗜好と天性のスピード感で突き進む実行委員長・藪本の翻訳者として、舞台裏を支えている。