コラム 紀南アート・レジデンス

  • 紀南アートレジデンス Vol.2 実施報告会:「 熊野に孤独な木はあるのだろうか? ― ヘアート・ムルの熊楠研究とアート実践 ― 」テキストアーカイブ

    紀南アートレジデンス Vol.2 実施報告会:「 熊野に孤独な木はあるのだろうか? ― ヘアート・ムルの熊楠研究とアート実践 ― 」テキストアーカイブ

    紀南アートウィークでは、2023年の紀南アート・レジデンス Vol.1に引き続き紀南アートレジデンス Vol.2を開催しました。国内外からアーティストを招聘し、紀南地域に滞在してもらう中で、地域の様々な文化や歴史などについてのリサーチを行い、そこから触発された作品制作やアート・プロジェクト等を展開するプログラム。毎年1名−2名程度のアーティストの募集を行う予定です。本年度は、オランダ出身の現代アーティストのヘアート・ムル(Geert Mul)を招聘しました。本文は、紀南アート

  • – 熊野に孤独な木はない – 

    – 熊野に孤独な木はない – 

    アーティストのヘアート・ムル(Geert Mul)は、2024年7月、8月の紀南アートレジデンス Vol.2に滞在中、このエッセイを書き上げた。【熊野に孤独な木はない】広々とした空間にぽつんと佇む樹木の作品を見るとき、しばしば非常に根源的なことが起こる。近年、私の芸術作品のいくつかは、孤立した木という民俗学的なテーマに徐々に引き寄せられている。孤立した木を見ることは、人を見ることに似ている。もっと言えば、その木の特徴に共感し、すぐにその木を自分自身と同一視するのだ。西洋美術史

  • 紀南アート・レジデンス vol.3 開催

    紀南アート・レジデンス vol.3 開催

    紀南アートウィークでは、2023年の紀南アート・レジデンス Vol.1、2024年の紀南アート・レジデンスVol.2に引き続き、紀南アートレジデンス Vol.3を開催いたしました。国内外からアーティストを招聘し、紀南地域に滞在してもらう中で、地域の様々な文化や歴史などについてのリサーチを行い、そこから触発された作品制作やアート・プロジェクト等を展開するプログラムです。毎年1名−2名程度のアーティストの募集を行っていきます。本年度は、オランダ出身の現代アーティストのヘアート・ム

  • 紀南アート・レジデンス vol.2 開催

    紀南アート・レジデンス vol.2 開催

    紀南アートウィークでは、2023年の紀南アート・レジデンス Vol.1に引き続き紀南アートレジデンス Vol.2を開催します。国内外からアーティストを招聘し、紀南地域に滞在してもらう中で、地域の様々な文化や歴史などについてのリサーチを行い、そこから触発された作品制作やアート・プロジェクト等を展開するプログラム。毎年1名−2名程度のアーティストの募集を行う予定です。本年度は、オランダ出身の現代アーティストのヘアート・ムル(Geert Mul)を招聘します。ヘアートは、オランダを

  • 紀南アート・レジデンスvol.1 マミが切り取った紀南

    紀南アート・レジデンスvol.1 マミが切り取った紀南

    今回の第一回紀南アート・レジデンスでは、ベトナム人アーティストのトゥアン・マミをお招きし「移民」と「柑橘」の関係について現代アートという視点からリサーチを依頼しました。以下、その際にチェキで撮影した写真です。マミには、今後さらに調査を継続してもらい「移民」と「柑橘」について深く思考を巡らせてもらう予定です。紀南アート・レジデンスは、国内外からアーティストを招聘し、紀南地域に滞在してもらう中で、地域の様々な文化や歴史などについてのリサーチを行い、そこから触発された作品制作等を行

  • 紀南アート・レジデンス vol.1 開催

    紀南アート・レジデンス vol.1 開催

    第一回 紀南アートレジデンスを開催します。国内外からアーティストを招聘し、紀南地域に滞在してもらう中で、地域の様々な文化や歴史などについてのリサーチを行い、そこから触発された作品制作等を行ってもらうプログラム。今後毎年1名-2名程度のアーティストの募集を行う予定です。 今回はベトナムから現代アーティストのトゥアン・マミを招聘、「移民」と「柑橘」の関係についてリサーチを依頼し、今後も継続的に調査を行う予定となっています。 <招待アーティスト> トゥアン・マミ. Tuan Mam