小林 健太
  • アーティスト

小林 健太

1992年神奈川県生まれ。東京と湘南を拠点に活動。
主な個展に「#smudge」 ANB Tokyo 6F Studio1 (東京, 2021年)、「Live in Fluctuations」Little Big Man Gallery(ロサンゼルス、2020年)、「The Magician’s Nephew」rin art association(高崎、2019年)、「自動車昆虫論/美とはなにか」G/P gallery(東京、2017年)、主なグループ展に「ハロー・ワールド ポスト・ヒューマン時代に向けて」水戸芸術館(水戸、2018)「GIVE ME YESTERDAY」プラダ財団 Osservatorio(イタリア、2016年)など。2019年には、マーク・ウェストン率いるダンヒル、2020年春夏コレクションとのコラボレーション、またヴァージル・アブロー率いるルイ・ヴィトン、メンズ秋冬コレクション2019のキャンペーンイメージを手がける。主なコレクションに、サンフランシスコアジア美術館(アメリカ)などがある。2016年に写真集『Everything_1』、2020年に『Everything_2』がNewfaveより発行。

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  • 《無題(わたしはここにいた)》(2016年)

    《無題(わたしはここにいた)》(2016年)

    敢えて写真家と名乗る小林健太は、常に「真(まこと)を写すとは何か?」という問いにより写真を捉え、様々な試みの中からその輪郭を形づくり続けています。本作は、画像処理ソフトの指先ツールを用い、絵画におけるブラッシュ・ストロークのように操ることで制作されています。それは、一見クールなデジタル画面に潜む情動を現出させると共に、そこに伏在する視覚的認知行動と写真との関係性をも露わにしています。

    真珠ビル

    真珠ビルは、JR白浜駅前に残る商業施設です。かつては新婚旅行や観光客、地域の人々で賑わい、白浜で採取された特産の真珠製品が人気を博していました。当時の面影を僅かに残すビルは、近い将来、新世代のオーナーによって新しく生まれ変わる予定です。往年の賑わいを蘇えらせることが期待されています。