イベント

太田 和彦 x 紀南アートウィーク

「未来の給食」ワークショップ

10月21日(土)9:30~17:00

秋津野ガルテン

〒646-0001 和歌山県田辺市上秋津4558-8

定員16名

参加費1,500円(現地にて現金でお支払いください)

申込

Peatix よりお申し込みください

「30年後を食べに行く」

突然ですが、クイズです。こちらの写真、いつの給食かわかりますか?

(全国学校給食推進連合会「学校給食の歴史」より: https://www.zenkyuren.jp/lunch/

答えは、1889(明治22)年。およそ130年前の給食です。
おにぎり、塩鮭、菜の漬物が美味しそうです。山形県の小学校で、家が貧しい子どものために、お坊さんが無償でお昼ごはんを出したのが日本の学校給食の始まりとされています。

日本の給食はその後、第二次世界大戦や、高度経済成長期をこえて、

「学校給食の歴史」より: http://www.juk2.sakura.ne.jp/rekisi.html

このように、それぞれの時代のなかで、給食は変化をしてきました。

ところで、30年後の給食は、どんなメニューになっているでしょうか?
研究者たちは、気候変動や貿易の変化から、いろいろな予測をしています。

 

その一例が・・

もしかしたら、30年後は新しい食材が増えてより豊かな給食を楽しむことができているかもしれません。でももしかしたら、30年後には、いま当たり前に食べているものが食べられなくなっているかもしれません。

皆さんが30年後の給食メニューにあってほしいもの、その時代の子どもたちに残したいものは何ですか?

そのメニューを30年後に実現するために、いまできることがあるとしたら、それは何でしょうか?

今回のイベントを通して、皆さんと一緒に30年後の給食を描いてみましょう!

<開催概要>
日時:10月21日(土)9:30 – 17:00
場所:秋津野ガルテン(〒646-0001 和歌山県田辺市上秋津4558-8)
参加費:1,500円(一人)*ランチのお弁当代含む
定員:16名
持ち物:エプロン等

…………

09:30-10:00 オープニング:なぜ「未来の給食」なのか?
10:00-11:30 ワークショップ①:3パターンの「未来の給食」を描く
11:30-12:30 昼食(お弁当)
12:30-14:00 ワークショップ②:理想の「未来の給食」を実現するまでの計画を作る
14:00-14:30 休憩
14:30-16:00 調理:「未来の給食」の候補を食べる?
16:00-17:00 実食・クロージング:感想の共有

◆過去のワークショップで得られた参加者の声や発見事例

Aさん「30年後も、山菜を食べられるようであってほしい」
→「来週、子どもと一緒に山に行って、食べられる草と食べられない草の見分け方について話そう」

Bさん「30年後も、近海で獲れた魚を食べていたい」
→「漁業資源を守るための県や国の取り組みや、それに熱心な議員さんを見かけたら、応援しても良いかも…」

Cさん「30年後は、大人も子どももフードコートのような大きな公共食堂で食べられるのが良いのでは」
→「似たようなことをすでにやっている人たちがいるのでは? 北欧とかでありそう。探してみよう」

<講師>

太田 和彦 氏
南山大学 総合政策学部 准教授 専門:環境倫理学、食農倫理学
ポスト成長期への準備のための「みかんマンダラ」展

<会場>

秋津野ガルテン
〒646-0001 和歌山県田辺市上秋津4558-8
https://agarten.jp/

<お問い合わせ>
紀南アート事務局: info@kinan-art.jp

当日の様子