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    【アーティスト紹介 Vol.15】 ウーチャンロン

    ウーチャンロン×川久ミュージアムのケミストリー

    <想像の翼を広げ、見渡す宇宙>
    -狂気とも呼べるこだわりが生み出した唯一無二の場所で出会うのは、想像の翼を広げ見渡す果てなき宇宙-

    台南を拠点に活動するウーチャン・ロンは、自身の回りで起こる日々の出来事から、世界経済やエネルギー供給、エコロジー問題を想起させる作品を制作しています。本作は家業である養豚をモチーフにしながら、生命の誕生から、食肉化されるまでの記録を万華鏡のようにつなぎ合わせることで、家畜の在り方に潜む「国家の起源」や「統治のあり方」まで思い起させます。更には、近年の動物解放論に代表される倫理的な考え方に代表される、肉食の是非を含めた動物の権利をめぐる議論をも示唆しているといえるでしょう。

    <ウーチャン・ロンについて>
    Chang-Jung Wu、1984年台湾生まれ。2012年に台湾の国立台南芸術大学大学院造形芸術学科で学位を取得しました。彼女の作品は世界各国の主要な展覧会にて展示され、国際的な評価をえています。近年ではThe Taipei Digital Art Center、Manchester Chinese Centre for Contemporary Art、The 58th International Short Film Festival、2011年ヴェネチア・ビエンナーレ、The 7th Busan International Video Festival、Ambiguous Being: who is afraid of identity?(ベルリン)などに作品が出展されました。またChang-Jungは、2012年のオーバーハウゼンの第58回国際短編映画祭で受賞を果たし、2010年のArt Taipeiの推薦新人アーティストとして選出されました。

    Wu Chang Jung《Documentary IV-Little mince cloth》(2010年)

    作品展示会場

    川久ミュージアム

    川久ミュージアム https://www.museum-kawakyu.jp/

    日本が誇る「夢の城」であるホテル川久は、創業者、オーナー、建築に携わった職人たちの夢と情熱が詰まった奇跡的な建物です。まさに狂気ともいえる熱量で、南紀白浜に非日常の異界を作り上げました。ギネス公認された金箔天井や豪華ワインセラーから柱、椅子、シャンデリアといった什器に至るまで、全てが唯一無二の一級品で揃えられています。2020年7月からは、ホテル内に、川久ミュージアムが開館、ダリ、シャガールや横山大観といった古今東西の巨匠たちによる作品を鑑賞することもできます。

    営業時間:10:30-18:00
    入場料:紀南アートウィーク・ガイドブックの提示で500円に割引(通常1,000円)
    定休日:なし

    〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町3745