イベント

青森県立美術館 x 紀南アートウィーク

みかんダイアローグ Vol.4 『超芸術化する世界 -青森県立美術館での取り組みから-』

2022年8月26日(金)19時〜21時頃まで

オンライン

参加費無料

申込

ご視聴にはご予約が必要です。外部サイト(Peatix)よりお申込みください。

みかんコレクティヴでは、各回、有識者をお招きして、農業、芸術、文化等について学んでいく場を設けており、今回は、現代アート県として有名な青森県の実践から学びを得たいと思っています。

青森では、各地域の美術館が連携しながら「開かれた美術館」として、一般市民の方々との交流が深化しています。その中でも青森県立美術館では、「美術館堆肥化計画」や「いのち耕す場所 -農業がひらくアートの未来」等の、美術館の場としての可能性を拡張するプロジェクトや「芸術と農業」をテーマにした企画展を過去に実施し、地域の中に美術館や芸術があることの意味を問いなおすような活動に取り組んでいます。そうした活動を横目に、これまでのみかんダイアローグの内容を踏まえ、農業と芸術の一体化を超えて、私達は何を接ぎ木すべきなのでしょうか。

今回は青森県立美術館でこれらの展示を担当されたキュレーターの奥脇嵩大さんをゲストに迎えた対話を行います。農業と芸術の関係、これからの時代/地域に求められる美術館の機能についてお聞きするとともに、氏が様々な領域の間から思考や実践の形式として手探ろうとしているという「超芸術化する世界」について考えてみたいと思います。

<日時>

2022年8月26日(金)19時〜21時頃まで
参加方法:オンライン
参加費:無料
申込:ご視聴にはご予約が必要です。外部サイト(Peatix)よりお申込みください

<スケジュール>
19:00~19:05 挨拶・ゲストご紹介
19:05〜19:50 「レクチャー:超芸術化する世界」(45min)
19:50〜20:45 「トークセッション:青森と紀南における超芸術について」(55min)
20:45~21:00 質疑応答~クロージング 

<ゲストスピーカー:奥脇 嵩大氏>

1986年生まれ、埼玉県出身。青森県立美術館学芸員。京都芸術センター・アートコーディネーターや大原美術館学芸員を経て2014年から現職。ミュージアムの諸活動やキュレーションの実践を手がかりに、形と命の相互扶助の場をつくることに関心をもつ。主な企画に「光の洞窟」(2014-15, KYOTO ART Hostel kumagusuku)、「青森EARTH2016 根と路」、「アグロス・アートプロジェクト2017-18:明日の収穫」「青森EARTH2019:いのち耕す場所-農業がひらくアートの未来」(すべて青森県立美術館)等。日々の対話にPUMPQUAKESとの「56億7千万年後のミュージアム」(https://www.liekoshiga.com/program/1052/)。現在、青森県立美術館にてプロジェクト「美術館堆肥化計画」を進行中。

<聞き手:「紀南アートウィーク」実行委員長 藪本雄登>

1988年生まれ、和歌山県紀南地域出身。十数年に渡り、カンボジア、ラオス等に居住し、各地のアートコレクティブ等への助成や展示会の支援を行っている。現在、アジア地域の神話、伝説、寓話や民俗等に関心を持ち、秋田公立美術大学 博士課程にて、人類学、民俗学と現代アートについて研究を行っている。主な展覧会として、「紀南アートウィーク2021」、「水の越境者(ゾーミ)たち-メコン地域の現代アート-」展(大阪)、「アナルコ・アニミズム -まつろわぬ生命-」展(宮城、本年8月20日〜)等がある。

<聞き手:「紀南アートウィーク」事務局長 下田 学>


1980年生まれ、兵庫県西宮市出身。4年前に和歌山県紀南地域に移住し、地域の多様なヒト・モノ・コトを繋ぎながら様々なプロジェクトを行っている。紀南アートウィークでは事務局長として、企画から運営までの全般に携わり舞台裏を支えている。

みかんダイアローグ vol.3 『みかんトーク-紀南のみかん農家に聞く-』動画アーカイブ
みかんダイアローグ vol.2『芸術は、みかん?みかんは、芸術? -天地耕作と山本鼎の思想を通じて-』テキストアーカイブ

みかんダイアローグvol.1 『農業 × アートコレクティブ 糸島芸農の事例から学ぶ 』テキストアーカイブ(前編)