コラム

紀南アート・レジデンスvol.1 マミが切り取った紀南

今回の第一回紀南アート・レジデンスでは、ベトナム人アーティストのトゥアン・マミをお招きし「移民」と「柑橘」の関係について現代アートという視点からリサーチを依頼しました。以下、その際にチェキで撮影した写真です。マミには、今後さらに調査を継続してもらい「移民」と「柑橘」について深く思考を巡らせてもらう予定です。

紀南アート・レジデンスは、国内外からアーティストを招聘し、紀南地域に滞在してもらう中で、地域の様々な文化や歴史などについてのリサーチを行い、そこから触発された作品制作等を行ってもらうプログラム。今後も毎年1名-2名程度のアーティストの招聘を行う予定です。

トゥアン・マミの記録

<招待アーティスト>

トゥアン・マミ. Tuan Mami(ベトナム) トゥアン・マミは、サイトスペシフィック・インスタレーション、ビデオ、パフォーマンス、コンセプチュアル・アートの分野で活動する学際的・実験的なアーティストであり、常に新しいメディア、手段、方法を探求し、内省的な問いかけや社会調査によって進化を続けている。彼の焦点は、人生、人と人、人と環境との社会的相互作用についての疑問であり、特定の現実から人や物が社会的プロセスに入り込み、共に関与するような状況を再構築しようとする。