コラム みかんマンダラ展

  • 「菌と共生 / 菌根ネットワーク」会場紹介

    「菌と共生 / 菌根ネットワーク」会場紹介

    南方熊楠顕彰館からもほど近い場所に位置する、アーティストの杵村(廣本)直子と杵村史郎が運営する古民家アトリエ「もじけハウス」。そこに隣接するSOUZOUでは、和歌山県・中辺路在住のサウンドアートユニットAWAYAやアウラ現代藝術振興財団のコレクションからアジアのアーティストの作品を中心に展示します。屋内、植生豊かな庭と蔵にて、熊楠が生涯を通し見つめ続けた菌や植物などをテーマに、アジアのアーティストたちの見つめる「植物」との関わりとその多様な視点を紹介します。 私たちが肉眼で見

  • 「実り / 果実を巡る旅」会場紹介

    「実り / 果実を巡る旅」会場紹介

    地元農家達が共同出資で設立した「秋津野直売所きてら」に隣接する「ゆい倉庫」では、地域で生産されたかんきつ類などから様々な加工品が製造・販売されています。地域の生産者の方々のもとでたわわに実った果実が集められ、販売そして加工されるこの場所は、果実の一つの終着地点ともいえます。しかし、私たちが食すことで「みかんの旅」は終わるのではなく、体を通して、人間を含めた大きな循環の途中にあるとも考えられます。本会場では、廣瀬智央による柑橘類などを使用したインスタレーション(空間展示)を展開