紀南エリアで農地を探しています!

紀南アートウィークは農地の利用と耕作放棄地(または遊休農地)の解消・活用を図るため、紀南エリアで耕作を行っていない農地の募集を行います。

お借りした農地は、廣瀬智央のアートプロジェクト「コモンズ農園」の農拠点として柑橘類を主とした農作物の耕作を行います。収穫されたみかんや、その栽培プロセスをアートの視点から捉えなおし、様々な体験や交流を通して創造的な価値に触れることのできる「公園のような農園」を目指して、農家さんだけではなく一般の方にも親しんでもらえる場所になればと考えております。

耕作をされていない農地を所有している方で、その農地を貸してくださる方は、紀南アートウィーク事務局までご連絡をください!

コモンズ農園の求める条件

・田辺、上富田、白浜エリア
・広さ0.5h以上
・景色の良い高台
・軽自動車が出入りできる場所
・耕作放棄地または遊休農地
・できれば柑橘畑

望ましい条件

・家付き or 倉庫付き(電気水道あり)
・できれば、車が2〜3台駐車できる
・借地(将来的に購入も可)

【お問い合わせ】

紀南アートウィーク事務局 info@kinan-art.jp / 080-2506-4164


アーティストについて

廣瀬智央/Satoshi Hirose
1963年東京生まれ。現在ミラノ在住。イタリアを拠点に、日本、アジア、ヨーロッパなど世界各地の多数の展覧会に参加。廣瀬智央は、インスタレーション、環境への介入、パフォ−マンス、彫刻、写真、ドローイング、そしてより大きな意味でのプロジェクトなどのメディウムを使い、詩的な作品を創り出す現代美術家です。境界を越えて異質な文化や事物を結びつける脱領域的な想像力が創造の原理となっており、目に見えない概念を目に見えるものへと転換する試みが、廣瀬の作品に一貫してみられます。日常の体験や事物をもとに、新しい価値の創出や世界の知覚を刷新する表現をつくりだしています。19年間継続する母子生活支援施設の母子たちとの長期プロジェクトや、展覧会で使用した素材を地域の人々と協働し、循環させるアートプロジェクトにも近年取り組んでいます。

過去の活動の様子