お知らせ

紀南「柑橘」を主体にした「みかんマンダラ展」を10/6〜10/16、和歌山県田辺市にて開催!展示×イベント一覧発表!

デザイン©ColoGraphical 

紀南アートウィーク実行委員会では、和歌山県紀南地方の地域資源である柑橘をテーマとした本年度のアートプロジェクト「みかんコレクティヴ」を実施しており、2022年10月6日 (木)〜10月16日 (日)の11日間にわたり和歌山県田辺市複数箇所にて「みかんマンダラ展」の作品展示及び関連イベントを開催いたします。

【開催概要】

日 程 : 2022年10月6日(木)~10月16日(日)11日間
時 間 : 各展示会場による
会 場 : 和歌山県紀南地域 田辺市内各所 ※複数個所
入場料 : 入場無料 ※一部のワークショップや体験などは有料となります
主 催 : 紀南アートウィーク実行委員会
共催:株式会社南紀白浜エアポート
構想:みかんコレクティブ
キュレーション:プロダクション・ゾミア
助 成 : 公益財団法人 福武財団
協 賛 : (株)アワーズ、 (株)ウフル、紀陽銀行白浜支店、クオリティソフト(株)、ゲストリビングMu南紀白浜、佐藤生空法律事務所、白浜ガス(株)、SOUZOU、(株)高垣工務店、田辺ダイハツ販売(株)、(株)濱田、(株)山長商店、龍神梅、緒方剛、木村 篤、木村剛大、桑原仁史、多田 稔子、林ひろみ
後 援 : 和歌山県、田辺市、田辺市教育委員会、田辺観光協会、(株) 紀伊民報、FM TANABE、テレビ和歌山  ※一部予定
協 力: ivory books、秋津野ガルテン、Artport (株)、Yeo Workshop、石山喜重子、石山登啓、伊藤農園、橘本神社、Gallery Ver、熊野ログ、藏光農園、K型 chocolate company、coamu creative、小谷農園、小山登美夫ギャラリー、Colographical、Sa Sa Art Project、Shinju、鈴木農園、NPO法人ZESDA、十秋園、湯治のできる宿 しらさぎ、Nha San Collective、紀州原農園、文化科学高等研究院、ふたかわ超学校、一般社団法人MAP、まつさか農園、松下農園、まるまつ農園、南方熊楠顕彰会、明光バス (株)、ユカ・ツルノ・アートオフィス、Restaurant Caravansarai、ワカヤマスコラボ

【展示企画】

展覧会の全体テーマは「みかんマンダラ」。
これまで、あまり語られてこなかったみかんと、アート・神話・哲学・人類学・植物学・デザインなどの他分野との接合点を探り、和歌山を代表する博物学者、南方熊楠がこの熊野の地で見出したような宇宙的な広がりを持つ、新たな集合知=マンダラを、現代アーティストの方々と共に表現します。
各展示会場には展示テーマを設け、キュレーションされた作品を展示。様々なアーティストによる新作だけでなく、アウラ現代藝術振興財団のコレクションからアジアを代表する作家の作品も招聘します。

■展示テーマ「実り / 果実を巡る旅」
アーティスト:廣瀬智央 
展示場所:秋津野ゆい倉庫 
地域の農家の共同出資により作られた農業法人「株式会社 秋津野ゆい」の倉庫を展示会場とし、蜜柑の生産や流通に関わる場所で、廣瀬 智央による長期アートプロジェクトの提案と、みかんコレクティヴの展開を予感させる様々な展示をおこないます。

■「菌と共生 / 菌根ネットワーク」
アーティスト:Be Takerng Pattanopas、Piyarat Piyapongwiwat、Tuan Mami、Quynh Dong、狩野哲郎、廣瀬智央、AWAYA
展示場所:SOUZOU(旧岩橋邸)
南方熊楠が目を向けた菌や植物の生態、また自然と人の共生のあり方に目を向けた作品を、アウラ現代藝術振興財団のコレクションを中心に展示。

■ 「土と根 / 見えない根を探る」
アーティスト:bacilli、廣瀬智央、Khvay Samnang
展示場所:愛和荘
人間国宝の芹沢銈介など文化人に愛された旅館を新たな文化交流を誘発すべく、熊野の自然に想像力を喚起された廣瀬の作品と、土を多角的に捉える活動を行うアートユニット・バシライによるワークショップの実施と展示を行います。

■ 「みかん神話」 ※10月9日(日) 12:00~14:00には空間内で特別ライブを実施
VRアーティスト:VR蕎麦屋タナベ
VR Live 出演アーティスト:Ambientflow ku、やまみー、「カソウ」舞踏団、ジビエーズ (ドコカノうさぎ&沙影)、おきゅたんbot/宝来すみれ
展示場所:オンライン(VRchat上) ※展覧会期中は tanabe en+ にてVR体験可  
みかんと神話、根の世界と果実の世界を反転、などをキーワードにVR空間上に体感型のアート作品を制作。2022年6月に川久ミュージアムで行われた展覧会にて公開したβ版を発展させた新たなVR空間の体験に加え、展覧会期中の10月9日(日)には空間内でのVR音楽ライブも実施予定。

【関連イベント】

■9/18(日)  特別アート映像上映会 (日没後)*台風の為、中止
場所:SHIOGORI CAMP
“MADE BY EVERYONE みんなで作るアットホームなキャンプフェス” をコンセプトに、2019年から開催している田辺市のアウトドアイベント。紀南アートウィーク2022「みかんマンダラ」展に先立ち、SHIOGORI CAMP会場内で映像作品の特別上映を行います!現代アジアを代表するアーティスト達の中から、シオゴリキャンプのコンセプトや、海の文化、潮垢離の歴史、などに共鳴する作品をキュレーションして上映します。

■10/6 (木) 19:00 〜 「みかんマンダラ展 オープニングトーク」
スピーカー:藪本 雄登(紀南アートウィーク実行委員長)
場所: tanabe en+
お申し込み:https://peatix.com/event/3364532/

■10/7 (金) 18:00 〜 特別トークセッション 「土と根の記憶 カンボジアと紀南/熊野から」
スピーカー:Khvay Samnang(現代アーティスト)、石倉 敏明 (秋田公立美術大学美術学部 准教授、芸術人類学者)
場所:愛和荘
定員:20名
参加費:無料
お申し込み:https://peatix.com/event/3363446/

■10/8 (土) 10:00 〜 オープニングセレモニー「苗木の旅」(苗贈与式) & トークセッション
スピーカー:廣瀬智央(アーティスト)、原拓生(紀州原農園 園主)
場所:秋津野ゆい倉庫前
みかんコレクティヴ展のオープニングセレモニーとして、柑橘の苗の譲渡会を行います。みかんの苗木を参加者(=里親)と共に育て、将来的には「コモンズ農園(誰もが利用できるみんなの農園)」としての新しい農地のあり方を考えます。

■10/9 (日) 10:00~11:30  絵画ワークショップ 「みなかたる」
アーティスト:杵村直子
場所:SOUZOU(旧岩橋邸)
南方熊楠が残した細密な標本画をお手本に、自然物のスケッチと(時には架空の)説明文や注釈を入れる絵画体験。柑橘の汁で濡らし炙った紙を使うことで、時の移ろいも超えたような独自の世界を描き出します。
お申し込み:https://peatix.com/event/3361850/

■10/9 (日) 15:00~17:00 トークショー「みかん神話 -紀南の神を知ろう-」
スピーカー: 山本哲士(文化科学高等研究院ジェネラル・ディレクター) 、坂本このみ(熊野ログ管理人)、原拓生(紀州原農園 園主)
場所: tanabe en+ & オンライン
紀南の地は、神武東征等の古事記、日本書紀(以下、「記紀神話」)において、極めて重要な場所です。アマテラス、スサノオ等、魅力的な登場人物が登場するとともに、桃や椿等の植物も登場します。その中で、みかんの原種である「橘(たちばな)」も多く登場しますが、「橘」を起点に、紀南地域の土着の神について、深める場を設けたいと思います。レクチャー後、地域のゲストを交えたパネルディスカッションを行います。

お申し込み:https://peatix.com/event/3364539/

■10/9 (日) 12:00~14:00 紀南アートウィーク VR Live Show
場所:Online (VRchat)
出演アーティスト: Ambientflow, おきゅたんbot/宝来すみれ, ジビエーズ, やまみー, カソウ舞踏団
現実世界の会場にVR世界と繋がる魔法がかかる!みかんマンダラ展の本会場と繋がる2時間!VRアーティスト5組によるVR内でのリアルタイムLIVEが現地の大型モニタで映し出されるほか、HMDでLIVE中のVR空間に入ることも可能です。ぜひご来場下さい。
イベント詳細:https://kinan-art.jp/info/9606/

10/13(木)- 16(日) 旅先で感性を形に残すアートワーケーション
場所:田辺市、白浜町各所
「旅の参加者ひとりひとりが、訪れた先で自由にアートを楽しむ」そして「そこで生まれたアートを通じ、その地域が持つ空気を体感する」ことで、旅を通じた新しい地域との出会い方を探求してみようという試みです。そんな活動を思い思いに重ねるアート合宿と、それらの成果をHafH拠点にて展示いただく企画展を中心に、アートなイベントへの参加なども合わせながら、いまこの地だからできる体験につなげていきます。
お申し込み:https://hafhcommunitywakayama.peatix.com/

10/14(金)、10/15(土) 湯治とアートの夕べ ~紀南アートウィーク2021で知り合ったエネルギーあふれる方々のトーク~
スピーカー:熊野幸代(旅館しらさぎ)、尾崎寿貴(美容室Shinju)、石山登啓(高垣工務店)
場所:南紀白浜椿温泉宿 旅館しらさぎ & オンライン
「生き抜くチカラ・お仕事学」エバンジェリスト 杉眞里子さんの進行で、地元名物女将 熊野幸代さん、美容室Shinjuの尾崎 寿貴さん、高垣工務店 社長の石山さんの3名お迎えしてアートな角度から見た「生き方」についての対談です。「生き方がアートそのもの!」の3名のお話をきけば、心も身体も温まり、きっと自分の中の新しい何かを発見できると思います。詳細は 、「生き抜くチカラ・お仕事学」の Peatix よりご覧ください。

「生き抜くチカラ・お仕事学」 Peatix http://ptix.at/QxqisO

10/14(金)18:00- 21:00 ふたかわ超学校 × 紀南アートウィーク コラボ企画 『太陽の塔』上映会+唐澤太輔氏 特別トーク
場所: tanabe en+
日本に住んでいれば何らかの形で見たことがあるであろう『太陽の塔』。圧倒的な異物感と存在感はいまだに人々の興味を引いて離さない芸術作品。実は映画内で田辺の有名なあの偉人も岡本太郎と共通点の多い人物として登場します。その偉人とは?!

また、今回は特別ゲストとして映画にも出演していた秋田公立美術大学美術学部アーツ&ルーツ専攻ならびに大学院複合芸術研究科准教授をされている唐澤 太輔氏をお迎えして『太陽の塔』に関する特別トークも開催します。

お申し込み:https://peatix.com/event/3371913

■10/15 (土) 17:00~18:30  bacilli × Caravansarai ~薫る土壌~
場所:愛和荘
土にまつわるストーリーや場所の記憶を「五感」を使って感じ、体験するイベント。土を扱うアートユニット「バシライ」と、田辺のフレンチレストラン「caravansarai」が協同し、田辺市内の様々な地域の柑橘農家の農園の土と、併せて果実や根なども持ち寄り、その違いを楽しむ。

お申し込み:https://peatix.com/event/3362451

■10/15 (土)  19:00〜 サウンドアートユニット AWAYA ライブ「みかん神話」
場所:愛和荘 和歌山県田辺市古尾18-24
定員:20名
鑑賞代:2,500円
お申し込み:https://peatix.com/event/3362598/
中辺路町在住のサウンドアートユニット・AWAYAのスペシャルライブを開催し、神話世界を表現します。

■10/16 (日) 13:00 〜 17:00  親子ワークショップ「みかん教室」ワカヤマスコラボ
場所:秋津野ガルテン
紀南に新たな学び舎の設立を目指し活動する「ワカヤマスコラボ」との合同企画。親子で共に学び、探究を深めるワークショップを実施します。地域に根ざしたみかん畑でフィールドワークを行ったあと、大人と子どもに分かれてそれぞれのチームでマインドマップを活用したワークショップを実施。お互いの研究結果を発表し合い、より深い学びを共有します。

お申し込み:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfgKMbSKsOQWe-saY72gj6zIB9enOUASHoQ5B3C3ZNNt7egzQ/viewform

【展示&イベント会場】

■秋津野ゆい倉庫
   和歌山県田辺市上秋津4558-8
   開館時間 8:30 〜 16:30 
   https://akizuno.jp/


■SOUZOU(旧岩橋邸)
 和歌山県田辺市中屋敷町 70-1
    開館時間 10:00 〜 17:00 



■愛和荘
   住所:和歌山県田辺市古尾28−24
   開館時間 10:00 〜 17:00 
 https://www.aiwaso.jp/

■tanabe en+
   和歌山県田辺市湊41-1 
   オープン 10:00〜19:00 
 https://tanabe-enplus.jp/ 

■SHIOGORI CAMP
 和歌山県田辺市扇ヶ浜 扇ヶ浜海水浴場
 https://shiogoricamp.jp/

■南紀白浜温泉宿 旅館しらさぎ
和歌山県西牟婁郡白浜町椿1056−22
 https://www.tsubaki-shirasagi.jp/

■秋津野ガルテン 
   和歌山県田辺市上秋津4558-8
 みかん資料館 秋津野みかん教室『からたち』開館時間 10:00〜16:00 
   https://agarten.jp/