コラム

  • 港の玄関口 – 白浜駅前のこれから –

    港の玄関口 – 白浜駅前のこれから –

    紀南アートウィーク対談企画 #11<ゲスト>尾崎寿貴Shinjuオーナー/ 美容師和歌山県白浜町出身、田辺工業高校卒業後に専門学校進学を機に大阪へ。そのまま大阪の美容室に就職し、現在は店長を務められています。新たな一歩として、2022年3月3日、ご実家がある白浜駅前の店舗を美容室「SHINJU」としてオープンさせるためクラウドファンディングに挑戦されています。https://readyfor.jp/projects/63273 <聞き手>薮本 雄登 /紀南アートウィーク実行委

  • お寺の価値と役割、そして、アートと未来

    お寺の価値と役割、そして、アートと未来

    紀南アートウィーク対談企画 #10<今回のゲスト>西山 十海大泰寺住職和歌山県那智勝浦町に位置する開創1200年のお寺・大泰寺の住職お寺ステイ、お寺でのワケーション、キャンプ場、RVパークなど持続可能なお寺のあり方について実践を重ねている。https://oterastay.com/daitaiji/ <聞き手>薮本 雄登 /紀南アートウィーク実行委員長 お寺の価値と役割、そして、アートと未来<目次>1.西山住職のご紹介2.改宗と非武装化の歴史3.宗教とアートの関係性4.大

  • 湯治文化の継承を目指して

    湯治文化の継承を目指して

    紀南アートウィーク対談企画 #9<ゲスト>熊野幸代旅館しらさぎ女将和歌山県白浜町、椿温泉にある旅館「しらさぎ」の3代目。女将として旅館を経営しながら、日本一女将のいる宿企画や釜飯プロジェクト等、新しい試みに次々と挑戦され続けています。http://www.tsubaki-shirasagi.jp/<聞き手>薮本 雄登 /紀南アートウィーク実行委員長 湯治文化の継承を目指して< 目次 >1.熊野さんのご紹介2.地域での取り組み3.椿温泉の歴史4.湯治場としての価値

  • 熊野とアート – 熊野古道と南紀熊野ジオパーク –

    熊野とアート – 熊野古道と南紀熊野ジオパーク –

    紀南アートウィーク対談企画 #8<ゲスト>神保 圭志和歌山県世界遺産マスター(熊野)/南紀熊野ジオパークガイドの会会員自然公園指導員(環境省、和歌山県) /串本町文化財保護審議委員和歌山県東牟婁郡串本町出身。大学卒業後は電力会社へ就職、シンクタンクへの出向などを経て、地元和歌山へUターン。熊野の豊かな自然や文化を守り伝えるために、ガイドをしながら熊野古道の整備や保全活動に尽力している。 <聞き手>薮本 雄登 / 紀南アートウィーク実行委員長 熊野とアート - 熊野古道と南紀

  • 400年の循環が作り出したもの

    400年の循環が作り出したもの

    紀南アートウィーク対談企画 #7<ゲスト>上野 章まちキャンパスプロジェクト プロジェクトリーダー目指すところは、生まれ育った環境に誇りを持てること。地域の良さや世界農業遺産について、子どもたちが学べる環境づくりに尽力されています。https://www.facebook.com/104066254296724/ <聞き手>薮本 雄登 / 紀南アートウィーク実行委員長 400年の循環が作り出したもの<目次> 1.上野さんの紹介 2.“まちキャンパス” とは? 3

  • 動物と人間のあるべき関係性とは?

    動物と人間のあるべき関係性とは?

    <ゲスト>中尾建子アドベンチャーワールド 副園長/ 株式会社アワーズ 取締役(SDGs担当)1988年、アドベンチャーワールドへ獣医師として入社。当初は小動物診療を担当し、教育担当も兼任しながら約30年間ジャイアンドパンダの飼育や繁殖に携わる。現在は副園長を務め、SDGs 担当役員として外部講演や学校等での出張授業を行っている。https://www.aws-s.com/https://www.ms-aws.com/ <聞き手>薮本 雄登 / 紀南アートウィーク実行委員長 動

  • 特別寄稿#1 『こもり即ひらけ』 - ミクロの世界に「大宇宙」を見る熊楠 –

    特別寄稿#1 『こもり即ひらけ』 - ミクロの世界に「大宇宙」を見る熊楠 –

    5月28日開催のオンライン・トークセッション『紀南ケミストリー・セッション vol.2』に登壇いただく、哲学 / 文化人類学者の唐澤太輔氏より届いた特別寄稿。 生命の根源的衝動もしくは生命の息吹を見出す――。熊楠のこの探求は、アートと深くつながります。(本文より) 南方熊楠の宇宙観についてのお話は、様々な内と外を通り抜け、セッションのテーマにも繋がります。ぜひご覧ください。. こもり即ひらけ―ミクロの世界に「大宇宙」を見る熊楠―唐澤太輔 南方熊楠は1867年、和歌山市に生まれ

  • 紀南における梅づくりの原点

    紀南における梅づくりの原点

    紀南アートウィーク対談企画 #5<ゲスト>東 善彦株式会社東農園会長梅農家から紀州梅専門店「五代庵」というブランドを確立。生涯現役を掲げ、幅広い知識と見解をもって紀南の梅について語り継いでいる。https://www.godaiume.co.jp <聞き手>薮本 雄登 / 紀南アートウィーク実行委員長 紀南における梅づくりの原点1.梅干しと梅酢の歴史薮本:今回、紀南地域における農産品メーカーの方とお話をさせて頂きたいと思っておりました。野球部の同級生である柳本さん(営業担当)

  • 世界につながるお茶文化とは?

    世界につながるお茶文化とは?

    紀南アートウィーク対談企画 #4<ゲスト>株式会社モリカワ代表取締役森川 直巳さん創業昭和2年、約100年続く株式会社モリカワの代表取締役食生活の移り変わりに柔軟に対応した食材の卸業務、そして、地域に根付く茶葉、独自の技術によって焙煎されたコーヒー豆の販売に尽力されています。https://www.morikawa-office.co.jp/ <聞き手>薮本 雄登紀南アートウィーク実行委員長 世界につながるお茶文化とは?1.株式会社モリカワの歴史薮本:本日はお時間いただきまし

  • みかんを育てるということ  – みかんと美意識 –

    みかんを育てるということ – みかんと美意識 –

    紀南アートウィーク対談企画 #3<ゲスト>松坂 進也まつさか農園代表有田川町で、祖父の代から50年に渡り、三世代でみかんを育てています場所は和歌山県の中央部に位置する、海と山を有田川がつなぐ自然豊かな有田川町。400年以上にわたって作り続けられてきたのが、「有田みかん」。冬でも温暖な気候、山の傾斜を活かした水はけのよさ、山が防いでくれる台風の雨風。みかん栽培に適したこのまちは、みかんの生産量全国一を誇る和歌山県の重要な農産地です。草生栽培等の独自の栽培方法を確立し、独自の感性

  • 梅はスパイスか!?  – 紀南と梅の交易史 –

    梅はスパイスか!? – 紀南と梅の交易史 –

    紀南アートウィーク対談企画 #2<ゲスト>山本 宗一郎みなべ町清川で80年続く梅農家の3代目。梅の産地を守ることを考えつつ、新しい梅の可能性も探られています。<聴き手>薮本 雄登 / 紀南アートウィーク実行委員長<参加者>内村 寿之株式会社PARADOXのブランドデザイナー。企業の志やミッション、ビジョンを言語化するということが生業。紀南アートウィークのネーミングやデザイン、ブランディングに携わっている。https://www.prdx.co.jp/森脇 碌 紀南アートウィ

  • なぜ「紀南アートウィーク -ひらく紀南 籠もる牟婁- 」か

    なぜ「紀南アートウィーク -ひらく紀南 籠もる牟婁- 」か

    私は、和歌山県南紀白浜出身であり、約15年前に南紀白浜から飛び出し、カンボジアで事業を始めました。現在、世界各地で法律事務所を展開していますが、ときに喜び・ときに苦しみながら多くの企業の支援をさせて頂いております。その過程で「グローバリティ」と「ローカリティ」とは何か、その関係はどうあるべきだろうか、と悩むことが多くありました。「全世界で通用する新しい価値を生み出さなければ生き残れない」という強い危機感から、全く異なる場所に楔を打とうと、法律の世界からアートの世界に飛び込んで